理系ピアノ奏者におすすめの書籍1: シャンドール ピアノ教本

公開日: 2015年10月9日金曜日 ピアノ 書籍

こんにちは、リトピです。

こちらは、理系である私がオススメする書籍をご紹介するコーナーです。 まず第一弾としてご紹介するのがこちら。

「脱力」を信じ、日々先の見えない不毛なピアノ練習に励んでいた私に、一筋の光を見させてくれたのがこの本。 この書籍が私のピアノ持論の原点です。

この書籍を読んで、特に目から鱗だったものはこちら。

「脱力」奏法や重力奏法がダメな理由が明確
えぇ、まったくもってその通り。その代り、「コーディネート」という方法でピアノ奏法を確立しています。

身体をコーディネートの重要さが学べる
コーディネートを辞書で調べてみると…
[名](スル)
1 各部を調整し、全体をまとめること。「国際会議を―する」
2 服装・インテリアなどで、色柄・素材・形などが調和するように組み合わせること。コーディネーション。「じょうずに―した装い」
出典: デジタル大辞泉
ここではもちろん#1の意味です。「脱力」なんてよくわからない言葉よりも、「コーディネート」の方が明確で誤解もなく、断然わかりやすい、と思うのは私だけ? 当ブログでは積極的にこの「コーディネート」という言葉を使っています。

小柄な人はコーディネートが上手
これは、低身長である私にはうれしい話ですね。もっとピアノが好きになっちゃう。 この本では、関連するピアニストを何人か挙げています。 しかし、それを裏付ける資料等はいまだ見つからず…実際はどうなんでしょう?でも私は信じます! ←

音楽(楽譜上の音符)は5つの基本動作の組み合わせ
こう理論的に説明しているのはいいですね。感情論や感覚的な説明では理解しにくい理系脳にはありがたい情報です。 当ブログでも、なるべく理論的に、わかりやすくピアノ持論を展開したいと思います。

身体の警告に気付こう
弱い筋肉を使いすぎているときに出ている警告を無視すると腱鞘炎などの疾患が起こる、とこの本では述べられています。 また、筋肉を鍛えてもダメです。「身体の相互作用のシステムがずたずた (p.15抜粋)」になり、その警告すら気付けなくなります。 まずは、その警告を気付く感覚が大事。筋肉を鍛えてその警告に気付けなくなったら終わりです。 この点、非常に共感しています。腱鞘炎は単なる練習のし過ぎ、または筋力不足なんかじゃありません。

ハノンのような無機質な練習は必要ない
これは、練習嫌いな私にはよい情報ですね ←
でも…もちろん、基本動作を極める練習は大事ですよ。

まだまだこの書籍から学んだことはたくさんあるので、ご紹介していきたいのですが、今回はこの辺で。

この書籍で、以前の私のように「脱力」という言葉に惑わされている迷える子羊が少しでも救われると思います。 当ブログも、困っている方々へ、少しでもそのような救済ができれば幸いです。

では。

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